こんちには、港区で消耗中のソフトウェアエンジニア @hayatoise です。

本記事は平成最後の大晦日の深夜に執筆しています。あと、数十時間で 2018 年が終わります。部屋の掃除もしなければならないんですが、その前に読み終えた記事の整理をしてみました。とりわけ、心に残った 3 つの記事をシェアしたいと思います。

インターネットビジネスに欠かせない「広告ビジネスの本質」とは

真っ先に思い付いた記事です。個人的には 2018 年に公開された記事で最も勉強になりました。

本記事の前半部分では「広告の起源から広告の本質を抽出し、その広告の仕組みがなぜ素晴らしいのか」を説明しています。後半部分では「従来の広告とインターネット広告の違いと市場の変化を説明し、そんな時代に立ち向かうためにはどうすれば良いのか」を助言しています。

とりわけ、非常に面白かった従来の広告とインターネット広告の違いと市場の変化の部分を抜粋し、紹介します。

広告ビジネスの本質は需要と供給、そして稀少性です。

基本的に広告ビジネス、特にマス広告と呼ばれるテレビ・新聞・雑誌・ラジオ広告ビジネスの世界における需要と供給のバランスは基本的には供給が凄く限られています。

価格の意思決定をするときに、需要側がいくら安く買いたくとも、そもそも供給がかなり限られて、供給するプレイヤーも少ないため、価格決定権は供給側に強く働くようになります。すごく有限な供給である広告枠はどんどん広告単価が高騰化し、結果的に利益率がどんどん上昇していくような構造を生んでいます。

例えばテレビは総務省から免許を与えてもらえないとテレビ局が開設できない、いわゆる免許ビジネスなので「じゃあ僕テレビ局スタートします!」ということができませんでした。だから4マスの時代はプレイヤーが増えにくいからこそ、需要は大きく、供給は凄く絞られている状態が続いたんです。

でもインターネットメディアって、例えばブログサービスでサイト開設するとか何でもいいですけど、ここにいる全員がすごく簡単に多分1分以内に自分のメディア立ち上げられるんですね。そこに参入ハードルって全く無くて、まぁ言うなればパケット代くらいですね。なので参入障壁がほぼなくて参入が容易なのでプレイヤーがひたすら増え続けるんですよ。

このようにメディアへの参入が容易になるというのはイコール広告枠が無尽蔵に増え続けるという解釈もできます。

基本的に供給が無限に増え続けるものって値段が0円に近づいていくんです。 酸素のように無限にあるような、まぁ酸素は無限じゃないですが、無限に見えるようなものっていうのには基本的に値段は付きません。

稀少性がどんどん失われて、価格の下落を意味するということです。これはテレビとか新聞の時代のように稀少性っていうものに値付けをして広告枠を販売するっていうモデルがそもそもインターネットの世界に成立しないってことなんですね。なので、インターネットの広告ビジネスが立ち上がってから5年間ほど、インターネット広告を初めて売った人が当初につけた値段からひたすら広告の値段が下がり続けたんです。

それにやっと5年くらいかけて広告の仕事をしている人たちが気づいて、これはヤバイと。インターネットが成長すればするほど自分たちの販売単価がどんどん落ちていって、ジリ貧になっていくので、これは売り方を変えないとまずいのでは、レアリティvs パフォーマンスいうふうに、もう稀少性で売るのはきついからやめよう。「その代わり、成果で売ろう。」とこれも凄い重要な発明をしました。

実際、テレビでCMを流して、このいろはすがどのくらい売れたかってわかんないんです。一応、サンプリング集計でなんとなくの予測を立てたり、もしくは小売店の在庫の動向をDOSデータをみて、CMを売ってた期間はこういう風な売り上げになったね、ってなんとなくの予測は出来るんですけど

とはいえ正確な広告効果の想定って難しくて今も全く出来ていないんですよね。

インターネットの広告のいいところは、成果が全部分かるんです。広告をクリックして、クライアント、広告主のサイトに遷移して、そこでなんか予約したり、商品を買ったり、問い合わせをした、というログは全部正確に残りますから、それを見ていくと広告に対して1円投資したものが例えば5円の売り上げになったのか、10円になって帰ってきたのか、全部分かるんですね。

とりあえずインターネット広告の「トラッキングできる」という強みを活かして、自分たちは枠の稀少性で販売するんじゃなくこの広告を出した事によっていくら売り上げがあがったか、という成果で販売を、値付けをしようというふうに、2000年代前半ぐらいから変わっていきました。

【引用】インターネットビジネスに欠かせない「広告ビジネスの本質」とは

限界まで使え。“世界の前澤”が語る「お金を増やす方法」はシンプルだった

前澤さんの記事を読んだ後、すぐに家族全員を高級旅館に連れて行きました。その結果、帰省する度に「あの旅行は楽しかったね」と言われたり、祖母が親戚にこの話を自慢したりしていたので、喜んでもらえました。

個人的には大きな出費となりましたが、価値観に変化があったので、良いお買い物になりました。人を喜ばせる体験は非常に気持ちが良いし、自分まで嬉しくなることに気付きました。加えて、高級な体験を通して「もっと稼ぎたい」と思えるようになりました。まだ読んでいない方はぜひ一読をオススメ致します。そして、行動に移すと価値観に変化が起きるかもしれません。

とにかく、いま自分が使える限界まで使う

限界までお金を使うことが明日の自分への投資になる

少しずつお金を使ってもたいした体験はできなくて、自分自身は何も変わらない

とにかく、どんどん使えと。限界まで使い込むと、それが明日の自分の活力になります。そして、お金は自分が楽しいと思うことや、人を喜ばせるために使うと増える。これに尽きますね。

【引用】限界まで使え。“世界の前澤”が語る「お金を増やす方法」はシンプルだった

20代、30代でリタイアする「FIREムーブメント」が流行ってる

仕事が嫌いなわけではないんですが、何故か以前から「早期リタイアしたい」という気持ちがありました。学生時代に起業を志していた時も「プロダクトを一発当ててバイアウトし、経済的に自由になりたい」と密かに思っていました。

しかし、どうしてそのような考えを持っているのか自分のことながら疑問でした。何故なら学生時代から Web 関連の仕事は大好きで趣味の延長線上のような感覚がありました。だから「早期リタイアしたい」という感情がよく分からなかったんです。

AIが広まって、「働かなくていい未来」が見え隠れしている今、20代、30代でリタイアするムーブメントがギークの間で注目を集めています。

しかし、上記の記述を読んで「早期リタイアしたい」という気持ちを理解することができました。

遠くない将来、働く必要のない世界が到来すると思います。そんな時代で価値ある存在になるためには何らかの分野に対して偏愛を持つことが重要になるはずです。僕はビジネス的価値のある偏愛を有していないので「サッサと資本主義社会というゲームをクリアし、偏愛を持つことのできる分野を探す旅に出たいんだな」と理解しました。

夫婦で各6万7000ドル(約750万円)のソフトウェアエンジニアの仕事をしながら無駄遣いを一切やめて貯めこみ、20万ドルの家と60万ドル貯まった30歳のところでスパッと会社を辞めました。60万ドルあれば運用利回り4%を生活費に回すだけで、夫婦と子ども計3人の家計は十分回っていくと考えたからです。

この夫婦の話も「憧れるなあ…」と思いながら読んでいました。結婚したい相手の解像度が高まったので、個人的には非常に参考になりました。なので、ちょっと意外かもしれませんが、3 番目にピックアップしました。

【引用】20代、30代でリタイアする「FIREムーブメント」が流行ってる

心に残ったツイート

ついでに心に残ったツイートも 2 つシェアします。

グローバル化とニッチ市場

山口周さんのツイート

メディアの増加によって、個人の価値観が多様化しています。加えて、GAFA のような巨大な企業が多くのビジネスチャンスを吸い込んでいる昨今、ニッチ市場を狙うことの重要度が増しているように感じます。

しかし、ニッチ市場は狙える市場規模が小さい可能性も高いです。事業立案者の中で「このアイデアは市場が小さいから諦めよう」と判断した経験のある人は少なくないでしょう。

僕もいくつかのアイデアを「ニッチすぎる」という理由で諦めた時に山口周さんのツイートを見ました。

グローバル視点で見ると、ニッチ市場も大きくなる可能性があり、それを加味すればアイデアの想像の幅を狭める必要がないと気付き、当たり前の話なのかもしれませんが、勉強になりました。

メディアはコミュニティ化する

明石ガクトさんのツイート

「企業発信の情報よりも個人発信の情報の方が信頼されやすく価値が高いのではないか」という仮説を持っていました。

例えば、TV 番組で紹介されるお店情報よりもグルメな人の食べログレビューの方がお店選びの際に参考にされているのではないかということです。

こんな時代に僕はオウンドメディアの運営に携わっています。企業発信なので、体裁を気にしたり、正直すぎるレビューはやりにくなったりと、個人発信者と比べて色々不都合な条件が多いこともあり、インフルエンサーに勝ち目がないのではないかと思っていました。

当該ツイートを見て、こんな状況を打破するアイデアを思い付きました。まだ具現化できていませんが、悩みが一つ解消したので、ピックアップしました。

最後に

主に 2018 年の間に Twitter でシェアした記事を見返してピックアップしました。確実に 1,000 以上の記事を見ているんですが「心に残っている記事はあんまりないんだなあ…」と気付きました。それと同時に書籍を読んでいる方がタメになっているのではないかと感じました。2019 年は記事よりも書籍を読む年にしたいです(笑)

Published by イセ ハヤト

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